受験のノウハウ!!一問一答!

志望校の入試を知る「国公立大学」

Q
国公立大学の入試を知りたい
A

国公立大学の入試は、第1次試験として共通試験(大学入学共通テスト)を課し、第2次試験として個別試験(2次試験)を実施しています。

各国立大学の自主的な取組みにより、学校推薦型選抜、総合型選抜、社会人や帰国生徒・外国人留学生を対象とした選抜等、多様で個性的な入試も行っています。

Q
分離分割方式とは
A

個別試験(2次試験)は、前期・後期・公立大中期日程に分離し、募集人員を分割する方式で実施しています。

前期日程で合格し、入学手続きを完了した受験生は、後期・公立大中期日程の受験をしても合格することはありません。

Q
国公立大学の出願期間を知りたい
A

出願期間は1月下旬から2月上旬。

出願期間内に前期・後期・公立大中期日程の出願を行います。出願は各日程で1出願、合計3つの大学に出願し受験できます。出願期間内に、インターネットで出願し必要書類を郵送する必要があります。

Q
二段階選抜とは
A

大学入学共通テストを1次試験とし、大学入学共通テストの点数や学部学科の志願者数があらかじめ決めていた倍率に達した場合に実施をし、合否を判定。

二段階選抜を実施する大学は事前に予告をしているが、実施の有無は大学の判断によります。

志望校の入試を知る「私立大学」

Q
私立大学の入試を知りたい
A

私立大学の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜等、多様な入試を行っています。

一般選抜は募集人員の約5割を占める選抜で、一番募集人員の割合が高い入試になります。また、関西圏の大学では、公募推薦に募集人員の割合を高く設定する大学が多くあります。

Q
公募制推薦を知りたい
A

出願資格のハードルが低く、併願制。

関西圏の大学で多く実施している公募推薦は、出願資格のハードルが低く、併願制で、基礎学力試験(科目試験)の点数と調査書や資格を点数化し、合計点で合否判定するやり方が多いです。

Q
併願制度について知りたい
A

私立大学の併願制度は、1回の試験で複数の学科や学部を併願できる方式や、試験日程が複数設定されていて、受験日により学科や学部を変える方式があります。

その他には、共通テストを利用して複数の学科や学部を併願する方式があります。共通テストを利用する場合でも、共通テストのみで併願する方式と、大学独自試験と共通テストを併用する方式があります。

Q
私立大学の得点調整を知りたい
A

問題の難易差による有利・不利が生じないように平均点等を基準に得点を調整することです。

得点調整を実施している私立大学の場合、必須科目には得点調整を実施せず、選択教科・科目に得点調整をするやり方と、全教科・科目に得点調整をするやり方があります。

自分の学力を把握する

Q
自分の学力が知りたい
A

学力の測り方は様々ありますが、大学受験の学力は志望大学に合格するための学力です。

大学受験には様々な形式で学力を図ることができます。模擬試験を受験したり、志望大学の過去問題(赤本など)を利用して図ることができます。現在の学力を知ることで、志望校の入試までに何を補強していかなければならないかを知ることができます。

Q
志望校の合格を目指すために必要なことは
A

国公立大、私立大に共通することですが、受験する大学/学部の「合格ラインを確認すること」が受験勉強の第一歩だと考えます。

合格するためにはどれくらいの学力が必要かを数字で理解することで、受験勉強の最終到達点がわかります。

Q
模擬試験の受け方について
A

模擬試験を受験するにあたり注意することは、模擬試験を受ける目的を理解しておくことです。

高得点を取ることや、志望校に向けた学習の確認、今現在の学力を確認など目的は様々です。模擬試験といっても様々な目的を持っていますので、受験する際は、実施の目的を理解して受験するようにしてください。

Q
過去問の使い方がわかりません
A

過去問の使い方については、自分の学力を確認する、出題傾向を理解する、合格ラインを超える準備をすすめていくために過去問を利用しましょう。

ただ過去問を使って問題を解いて終わるのではなく、志望大学の出題傾向に合わせた学力の構築のために過去問を利用してください。